シーバスと仮説検証

「釣りは仮説検証の遊びだ!」をモットーに東京湾でシーバスを中心に日々いろいろ試しています。Fishmanのロッドやベイトキャスティングについてが多めです。

シーバス ルアーインプレ vol.8 ピュアフィッシングジャパン One Current 125F

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ピュアフィッシングジャパンから発売されている、村岡昌憲氏プロデュースの125mmのリップレス・フローティングミノー です。

One Current 125Fは流れの中で活躍するルアー。

細身のボディは風を切り裂き、向かい風、横風というタフな状況下でも飛行姿勢をキープ。

結果、最大飛行距離を稼ぎ、広範囲に探ることが可能です。

アクションについては、細身のボディの中では強めのウォブンロールアクションで周囲の魚に強烈にアピールします。

また、流心の強く太い流れの中でもアップクロスだけでなく、ダウンクロスでもバランスを崩さず、喰わせのアクションをキープ出来るのがこのルアーの特徴です。

レンジは50~80cmとタメの効くレンジのため、川以外の小磯やサーフなどでも、流れに乗せて流していくメソッドを多用することで大活躍することでしょう。

そして、フックはフッキング率抜群の#6×3本フックです。ハーモニカ食いが多くなる流れの中のバイトでもしっかりロックし、確実なランディングをものにしてくれることでしょう。

(上記URLの村岡昌憲氏コメントより引用) 

 

見た目より相当オーソドックスな125mmフローティングミノー

解説文にもあるように、川の流れの中で使っている120mm台フローティングミノーです。

かなりオーソドックスなミノーなので、リバーシーバスで表層に気配がない時はこのミノーから入る場合が多いです。ウォブンロールですが、ロールが強めで、アップでもダウンでも泳ぎが一気に破綻することもないです。

アップで流しているときにも、「何をやっているかわかりやすい」ミノーだと言えると思います。つまり情報量が多いミノーです。ということは流れを見つけたりとか、リトリーブスピードを流れるスピードで調整したりと、色々手数を増やせるということでもあります。

あと、ちなみに飛距離は特筆すべき点ではありません。個人的な感想ではコモモ125SFよりは飛距離が出るのでタックルボックスから入れ替えましたw

ロール主体のルアーは「明滅効果」を意識してカラーを選択する

TOPの写真で70UPを釣った色は「CHH(チャートリュースホログラム)」です。ウォブンロール系のルアーを買う場合は、ベリー(お腹)側の色とサイドの色の変化値の多さを釣具屋さんで見ています。

CHHのベリーはオレンジ。サイドはホログラム。オレンジとホログラムがロールして明滅効果を発揮します。ホロが見えたとおもったら、オレンジという急所が見える。そそられるはず!と思って選ぶ感じですw

逆に、単色系のルアーはCH(チャートリュース)やクリア系のGKNSR(ゴーストコノシロ)は、光の透過度で選びます。単純に黄色やピンクでド派手だからといっても水の中で見てみるとそこまでだったりします。色を吸収したり反射したり。色ってこだわらない人はほとんどこだわらなくても釣果が出るんですが、釣りって仮説検証の遊びですから、自分は色々試してみています。

 

カラーについてはこの動画を参考にしています。

youtu.be

動画で見るワンカレント125Fのアクション

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不満点を1点だけ。耐久性について。頭から背中に向かってRがついている部分で折れますw 長さもあるので、弱い部分があるのは仕方ないとは思いますが、コモモとかK-ten系と比べると圧倒的にぶつけ強度はないです。

 

デメリットはそれくらいで、川で流れの中でどんどん使っていくとよいルアーだと思います。値段も1000円なので、カラー選択による結果の違いなども実感しやすいので、複数本数買ってリバーシーバスに繰り出しましょう。