シーバスと仮説検証

「釣りは仮説検証の遊びだ!」をモットーに東京湾でシーバスを中心に日々いろいろ試しています。Fishmanのロッドやベイトキャスティングについてが多めです。

シーバス ルアーインプレ vol.7 Ja-do(邪道) ごっつあんミノー89F

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Ja-doのごっつあんミノー89Fのインプレッションです。大好きなフローティングミノーです。

固定後方重心のフローティングタイプ。0〜40cmと浅い潜行レンジは河川や干潟、港湾部シャローエリアといったフィールドの表層を意識したシーバスに合わせたセッティング。小さなボディながらそのバラエティに富んだ状況対応能力は横綱級をも翻弄するポテンシャルを秘めています。“ただ巻き"に特化した89Fは、ロッドを下げ潜らせることで適度なウォブンロールアクションと、スローピッチな振りでシーバスの猛追を違和感なくバイトへと導きます。飛距離を確保しつつ着水直後の立ち上がり良さも考慮したウェイトバランスはロッドポジション次第で細かいレンジ攻略が可能になり、デッドスロ〜スローのスピード域では引き波を立てて引いてきたり水面直下をドリフトさせて引いてきたりと、より水面に近いレンジで流れの中に潜んだシーバスを攻略。また、抜群の安定感によりデイゲームの速巻き&ジャークや急流に潜む魚をもターゲットの視野に入れたバーサタイルミノーです。(Ja-doより引用) 

フローティングミノーの展開にごっつあんミノー89Fを使う意味

0〜40cmをロッドポジションとリトリーブスピードで引けるルアーとして使っていきます。陸っぱりでは、シャロー域用のフローティングミノーとして使用するのが良いと思います。

自分が考えるフローティングミノーを使うメリットってリトリーブスピードとアクション/レンジキープのバランスだと思うんですね。シンキングミノーってどうしてもリトリーブし続けなきゃ沈んでいきますから。シャローだと表層に誘い出してというシチュエーションの場合は、フローティングミノーをリトリーブスピードをスロー〜ミディアムくらいまでの展開のローテーションに入れていく感じで使っています。

ここで固定重心です。シャローでの表層誘い出しの場合は固定重心のほうが立ち上がりが良くて良いんだろうなと思います。ボートシーバスでもピンですぐ動いてくれるミノーって案外なくて重宝します。

表層誘い出し使い方のバリエーション

上の解説文にもありますが、ロッドを立てたデッドスローでの引き波利用は爆発的に効く時があります。これもフローティングミノーのリトリーブスピードの幅の広さですね。

あとは、トゥイッチなど、ラインテンションの緩急でつけるアクションやジャークなどでも入力に対して素直に反応してくれます。固定重心のビーフリでもええやんっていう気もしますが、ビーフリーズ78Sの深度が1.2m程に対して、ごっつあんミノーが40cmくらいまでなのでレンジで使い分けます。

 

動画で見るごっつあんミノー89Fのアクション

www.youtube.com

ローリング主体のウォブンロールなことがよくわかりますね。ファストリトリーブでも問題ないですが、筆者はナイトゲームでしか使わないので(というかナイトでしか釣りに行けない)、ファストリトリーブはほぼやりません。

面白いフローティングミノーです。シャローのパイロットルアーに、沈めたくないシチュエーションで使い倒してみて下さい。