シーバスと仮説検証

「釣りは仮説検証の遊びだ!」をモットーに東京湾でシーバスを中心に日々いろいろ試しています。Fishmanのロッドやベイトキャスティングについてが多めです。

ベイトタックルでシーバスをやるならこの2つのリールでええやん

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「ベイトリールでシーバス釣りたい!」ってなったらリール悩むと思います。ぶっちゃけ、ないんですよ。ぴったりくるリールって。

手っ取り早くダイワのモアザンPEとか、シマノのエクスセンスDCとかを買えば良いんですが、面白みがないというか。専用機として作りました。オートマでやれますっていうものにあまり心動かされないという人は自分以外にもいるはず。

ダイワもシマノもいろいろとベイトリールを買っては試してメルカリに売っぱらうをやってきた筆者がおすすめだと思われるリールを備忘録的に記します。

 

自分が使っているロッドはすべてFishmanです。

  • Beams CRWLA 8.3L+
  • Beamsプラウト 7.8ML
  • BRIST ベンダバール 8.9M
  • BRIST コモド 6.10XH

上から順番に強くなっていく順に並んでいます。ルアーの重さとやりたい釣りによってロッドとリールを組み合わせます。

 

先に結論

  • DAIWA STEEZ A TW(7.1)
  • SHIMANO CALCUTTA CONQUEST 200HG

この2つを今は使用しています。

STEEZ A TW

  • スプール径:34mm
  • ギア比:7.1(巻取り量75cm)
  • ライン:1号〜2.5号まで
  • 2号PEが150m

10g〜30gくらいまでのルアーはこちらでやります。クローラ8.3L+には、SVスプールを入れて1号のラインを巻いて使っています。ベンダバールにも使用しますし、あんまりないけどコモドでビッグベイトにも使用します。

使用するシチュエーション

ロングキャストと、重量級のルアーだけに絞っている釣行以外はこれでいけます。

コモドでジョイクロ投げるのも余裕。(これはライン2.5号/25lbリーダー)

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キャスコンは、スプールがガタつかないくらいに調整して、あとはマグネットブレーキで調整。自分は2〜8くらいまでの間で使用します。ビッグベイトのときは若干キャスコンを締めます。飛行時の慣性が急に消えるのがビッグベイトなので、バックラ防止です。

東京湾奥で頻繁に使用するような、8g〜15gまでのルアーを多用する際には替えスプールでSVスプールを一個買っとくとなんでもやれます。自分は通常の釣行でもノーマルのG1スプールとSVスプールの2つを持っていきます。

要するに、「なに投げたいかわからないけど、ロングキャストは捨ててる」っていうときに使うと良いです。普通の人はスティーズだけあればほとんどやれるのではないでしょうか。マグフォースZとアルミボディ、G1スプールでどんな釣りでもやれる。マグフォースの飛距離スポイルはそこまで感じません。昔は遠心ブレーキのほうが飛びましたけどね。34mmスプールなので、遠投性能を追っちゃいけないっすね。

 

はい、次。

CALCUTTA CONQUEST 200HG

  • スプール径:40mm
  • ギア比:6.2(巻取り量78cm)
  • ライン:2.5号〜4号(通常は3号)
  • 3号PEが150m

16g〜100gまでのルアーはこちらで。飛行慣性が強く働くルアーはカルコンのほうが良いというイメージです。ベンダバールやコモドにはこちらをチョイスすることが多いです。40mmのスプールが回るエネルギーが遠投時のもうひと伸ばしを作ってくれます。

あと「巻きのカルコン」と言われ続けていますが、いまやDAIWAもシルキーですよ。STEEZもかなり負けてない。ギアのかっちり感は流れの釣りで集中力を損なわないので、個人的にはすごく重要視しています。

使用するシチュエーション

自分は東京湾奥で90cmオーバーを密かにチャレンジしているので、荒川や旧江戸川での遠投、ビッグミノー、ビッグベイトの釣りをやるのですが、このときはカルコンです。

12gミノーもやれんことはないですが、自分がやるときは捨てています。

仮説検証の遊びですから、仮説がちがうという結論が目の前にあればそれで満足です。なんとしても釣りたいならSTEEZ持っていきます。

ドラグフィールはカルコンのほうが好みです。ドラグ力5kgってなってますが、実用値としては3kgくらい。ぬるーっと出ていくのはSTEEZもカルコンも同じ。

自分がやっているチューン(的なもの)

チューンや!といえるほどのものはやっていませんが、以下の手を加えています。

  • ブレーキシューを半分カット×2(他の2つは取り外しています)
  • スプールの支点となるベアリングをぶっ飛びベアリングに換装

これでブレーキ2個ONで、ブレーキは半分からダイヤル2くらいまでで調整。STEEZと同じくビッグベイト ・ビッグミノーを投げるときはキャスコンを締め込みます。

 

40mmのスプールってDAIWAにないと思うんですよ。「1つでなんでも」なトレンドなのか、ジリオンHDでも36mmです。ここはSHIMANO一択です。ジリオンHDは最低でも38mm系なのかと思ったのですが、マグフォースZの調整幅が大きいので、ここで勝負してやろうというDAIWAの商品開発担当者の意気込みを感じます。

 

使えば使う程愛着が枠2つのリール。いろいろ書いてきましたが、個人的にこのスペックがあれば買いたいというのが、「38mmスプール・マグフォースZ(か、旧SVS)・3号150m・ドラグ6kg・フルアルミボディ」です。

 

というか、STEEZのパワーモデルがあればベストってことですねww

 

なにか参考になれば幸いです。

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