シーバスと仮説検証

「釣りは仮説検証の遊びだ!」をモットーに東京湾でシーバスを中心に日々いろいろ試しています。Fishmanのロッドやベイトキャスティングについてが多めです。

【6/14】隅田川、ハゼはおらずナイト下げ潮はきついのか

さて連日の隅田川です。6/13の上げ潮ではハゼが壁際にビシーッと絨毯になっていたのですが、6/14は全くおらず。。

なんだったんでしょうか。考えられる影響としては以下。

  • 前日の台風/大雨の影響
  • 上げ止まりのタイミング

本当のところはどうなんでしょうかね。もう少し通ってみます。

メガバスのX-80SWやスーサンのトゥイッチ、ミニエントのダートを試すものの無反応。24時〜26時までで納竿です。

潮回りはこんな感じです。

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通っているボートのキャプテンからは、朝/上げ潮が春はいいということを聞いていまして。明け方に通ってみようかな。

上げ潮/下げ潮どちらがいいかについては、ポイントごとに変わるのですが、隅田川は下げ潮の方がいいのかもしれませんね。これは引き続き検証していきます。

ApiaのメトロナイトにSIMANOのツインパワーXD3000の組み合わせが最高だった

このブログがFishmanのインプレブログみたいになっていますが、もちろんスピニングも使っているよ、ということで今日はシマノのツインパワーXD3000XGとのマッチングが最高だったという話です。

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ツインパワーXDを導入した理由は、シンプルにやすかったから。スピニングをシマノに乗り換えてみたかったという理由もありますが、某タックルベリーで非常に安価で販売されていたからですw 

fishing.shimano.co.jp

よかった点

  • メトロナイトの重量:185g(グリップエンドのウェイト50g含む)
  • ツインパワーXD3000の重量:235g(糸含まず)

メトロナイトの推奨がダイワの2500番台。セルテート2500番が240gですので、それとほぼ同じか、少し軽いくらい。

このウェイトバランスが絶妙です。ちょうどリールシートの位置でバランスします。

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キャストしてからのバランスがこんな感じです。

 

筆者がスピニングを使う局面は以下の3点。

  1. 8g以下のルアーを積極的に利用する場合
  2. 積極的にアクションさせる場合
  3. 夜、あるいはボートなど状況がわからないとき

このバランスは2にとてつもない影響を及ぼします。ミニエントのタテジャーク。スーサンのトゥイッチなどテンションのヌケを左右するのは、ロッドの追随性と反発、そしてテンションをきちんと抜けるバランスだと考えています。

 

あと、巻心地、XGのリールが初めてなので、比較対象なく完全主観ですが、非常にスムーズで水流の抵抗などをきちんと感じました。ロッドの感度ってPEになった時点であんまり関係ないと思っています。巻心地はTHEシマノです。(ぶっちゃけダイワもSIMANO化しているとおもっていますが)

微妙な点

「ドラグ」これ以外に無いです。ずっとATDがついたダイワのリールを使っていたので、「糸が出るのに出ない」をリールがオートマチックにやってくれていたのと比較すると、「えっそこで出ますか、いや出ませんか」があります。

まぁここは慣れの問題でもありますね。。

XDのドラグパワーの最大値は9kg。実用値が3.5kg。えげつないですねw

もうすぐくるシイラゲームのボートで早く使いたい。ラインキャパも2号で150mとか巻けるはずなのでこれもアドバンテージですね。

 

ミニエントダートで掛けておいてドラグ調整が微妙で足元身切れでバラした筆者のレビューでした。

【6/13】隅田川上げ潮にてイナッコ絨毯と思いきや、ハゼ絨毯だった話

隅田川まで徒歩3分に引っ越してから毎日のように釣り散歩に行っています。

通えば通うほどメジャーポイントはいろいろ見えてきて面白いです。

 

さて、仕事終わり晩ごはんを食べての25時〜隅田川へ。

台風後の増水影響を見ておきたかったのと、ベイトの移り変わりを知りたくてガチ釣行というよりは散歩釣行で。(気づけば27時でしたけど・・・)

 

タイドグラフはこんな感じです。

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上げが緩み切る前。気候は曇りで南からの微風という状況。

 

ポイントについて明暗付近と足元で稚魚がわさわさと・・・。

「おー、イナッコ。バチが終わっていい時期だ!」とか思ってたのですが。

 

ん。。どうやら雰囲気が違うぞ。と。タモですくってみました。

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完全にハゼやん!

隅田川に通いだして2週間なので、隅田川ローカルな皆様にはアタリマエなのかもしれませんが、水面付近で遊泳力がなさそうなハゼが大群をなして上流側を向いて漂っている様はかなり異様でした。

 

サイズはこんな感じ。

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3cm〜5cmくらいです。上げ止まり直前だったので、特に警戒感もなく、足元と明暗付近を漂っているだけ。タモを入れても特に逃げませんでした。

 

ハゼですか。。。リバーシーバスの経験値としては、テナガエビパターンとかハゼパターンはメガバスのX-80SWやBlueBlueのBlooowin80Sのダートアクションからのフォールなどで食わせられる感覚を持っていて、実際X-80とミニエントのダートからのスロー巻きなども試してみましたが全く反応なしでした。

 

ハゼパターン、詳しい方いらっしゃったらぜひお伺いしたいです。

潮が動いたらボイルとか起きるのかな。

 

また行って経過報告します!

大野ゆうきさんの多摩川堰上シーバス釣行を見て

www.youtube.com

日曜日の深夜にこの動画が公開されたのを見つけて思わず声が出ました。

多摩川の狛江の堰「二ヶ領宿河原堰」から「丸子堰」までを都内のストリームシーバスゲームの一級ポイントだと思っている筆者は、この動画が企画され、公開されたことが悔しくもあり、ついに来たかという想いもあり複雑な気持ちではありますw

著者は丸子堰で都内でのシーバス釣りを始めました。

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この調布取水所が一個目の堰です。稚鮎の遡上のため開放されているそうです。ここを遡上していくのは間違いないです。

丸子堰はシーバス一級ポイントとして有名ですが、一方で難所としても知られており、なかなか一本を出すのが難しいポイントでもあります。ただなぜか個人的には相性がよく、ここでかなりいい思いをさせてもらいました。

ここ以上にシーバスがあがっているのは間違いなく、堰上で釣れるのは知人も証言していました。

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多摩川で釣った初めての70UP。タモを持っていなくて15分位かかった。。)

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(まさに落ち鮎パターンの釣り。お腹がいびつな形でいかにもベイト食ってる感じ)

都内を流れる一級河川でありながら、江東区や葛西よりもシーバスのサイズが大きい印象です。その分絶対的な個体数は少ないのかもしれません。神奈川には羽田沖で産卵場があるらしくその関係もあるのかもしれません。ボートシーバスでも羽田沖は超有名ポイントですね。

 

「なぜ、シーバスは上流を目指すのか」

 

この疑問です。稚鮎などのベイトフィッシュを追って遡上する、これは間違いないのですが、明らかに海水域にいても最強クラスのフィッシュイーターがなぜ上流を目指すのか。。なにか本能的ななにかがそうさせるのか。一説では利根川の上流域、高崎のあたりまでシーバスは遡上するそう。

釣り人視点では瀬の中にいるシーバスに対してアップストリームで攻めていくゲーム性が高い釣りが楽しめる、といえばそこまでなのだが、上流を目指して遡上してくるシーバスにロマンを感じざるを得ません。

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二子玉川より少し上流このあたりだとシーバスだけじゃなくてスモールやナマズなどの魚影も濃い。

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おそらくこの「二ヶ領宿河原堰」がシーバスでは遡上限界地点。スモールの一級ポイントとしても知られています。

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ここで注意点。多摩川は流量もさることながら流れが早く、ウェーディングで入るとスリットが複雑に入っていて、時々ヒヤッとすることも数知れず。初心者は一人で釣行しないほうが良いと思います。

更に、多摩川には「内水面遊漁規則」というルールがあります。堰上は日没までの釣行しか認められていません。(このエントリの夜間釣行の写真は丸子堰よりも下のいわゆる河口付近です)

www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp

遡上していくシーバスと戯れることができるこのゲームを長く楽しむためにもルールは必ず守りましょう。

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世田谷から中央区に引っ越してめっきり多摩川行かなくなっちゃいましたがデイゲームでまた攻めにいきます。

 

 

Fishman クローラ9.2のキャストインプレ

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Fishmanのその他のインプレッションは↓

fishingworld.hatenablog.jp

fishingworld.hatenablog.jp

fishingworld.hatenablog.jp

 

昨日購入したFishman CRAWLA9.2L+にはタトゥーラsvtwの方が合うのでは?と思ったので試投してきました。

 

東京湾奥で頻繁に使用するであろうルアーをメインにキャストしてきました。大野ゆうきさんプロデュースのルアー多めです笑

 

すべて7割の力でキャストし、1回目のキャスト結果のみを計測しました。一回転83センチの概算値で計測しています。リールのキャスコン設定はゼロセッティングからやや締めた状態。マグネットブレーキは8で固定しています。

 

モアザン ミニエント57s
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42回転→34m

自重: 11.5g

実に気持ちがいい。ティップが柔らかいのにシャキッとしていて、ラインテンションのコントロールが凄くやりやすいです。ダートアクションがバシバシ決まります。

 

 

モアザン ガルバ73
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46回転→38m

自重: 12.8g

この12グラムくらいからが気持ちよく投げられるウェイトかなという感じです。フルキャストしたらもっと飛距離が出そう。ミニエントと同様、ドッグウォークのアクションもつけやすい。ティップがしっかり入るのでシンペンのような引き抵抗のないルアーの扱いがめっちゃいいですね。

 

モアザン ベイソールミノー
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34回転→28m

自重: 9.3g

 

固定重心のスモールミノーです。飛距離を狙うようなルアーではないので、まぁこんなもんでしょう。

 

邪道 アーダ86
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28回転→23m

自重: 9g

 

アーダ好きなんですよねー。これはもう少し飛んで欲しかった。アーダは遠投するというよりも壁際、足元ルアー、ピンスポ狙いのルアーなので合格ライン。

 

邪道 ごっつぁんミノー89F
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30回転→24m

自重: 8g

 

固定重心のフローティングミノー。セッティング自体でもう少し飛距離は出そう。自重は8グラムですが、今後のハクボイルで使っていきたいところ。

 

BlueBlue スネコン130s
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40回転→33m

 

おまけです。まっすぐ飛びにくいルアーですので、キャストのコツを掴むまでもう少しかかりそうでした!

 

次は魚をかけてみてですね。

やっちまった。Beams CRAWLA 9.2L+を買っちまった

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 Beamsプラウト7.8MLを使い始めて以来、ベイトシーバスにドハマりしていますが、ついに、Beams CRAWLA 9.2L+を買ってしまいました。。。

本当は同じクローラシリーズの8.3L+を購入予定でしたが、キャスティング日本橋店で一目惚れして即購入。(8.3の在庫が切れてたという理由もあります)

近所の隅田川でキャストしてきましたが、まさにバーサタイルロッドという感じ。

8cm、8gのBlueBlueのBlooowin!80Sから、ピュアフィッシングジャパンのOne Current125F、28g以上のシンペンまで吹っ飛んでいきます。

 

 

東京湾ではオーバーパワーにならないかと心配でしたが、全くそんなことはなく、キャスタビリティやアクションのつけやすさなども良さそうです。荒川のウェーディングにはピッタリなのではないかと思っています。デイのシャローゲームで魚を出したいところ。

リール選択は?

とりあえず、タトゥーラHD Custom7.3にPE3号のちょい強めのセッティングでやってみましたが、扱うルアーのウェイトや場所によっては、タトゥーラSVの方が良いかもしれませんね。これはもう少し使い込んでみてからまた書きたいと思います。

 

東京湾でのRIPLOUTとCRAWLAの使い分けは?

ボートシーバスにはリプラウトの方が良いでしょうね。9.2の長さはトラブルにもなりそうです。

あとは、扱えるルアーウェイトはリプラウトの方が若干軽め。(ただ50gのビッグベイトも余裕)9.2F適正ウェイトは12g〜23g、ドンピシャが15〜18g前後というところかなと思いますので、ウェイトや大場所/小場所で使い分けますかね。

これも、飛ばして、魚を掛けてを通年やらないとわからないもんです。

つるぞー。

 

クローラ8.3L+の記事はこちら

fishingworld.hatenablog.jp

fishingworld.hatenablog.jp

Beamsリプラウト用のリールをSHIMANOからDAIWAに戻した件について

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久しぶりの投稿です。

東京湾奥はバチ抜け真っ最中で、いよいよシーズンも終わりかけというところ。

ポイント選びさえ間違えなければ30分で3本とか釣れる季節で癒やされます。昨晩出撃したところ、みなさんも横一列でバチ用シンペンを投げていてエンジョイされていました。

個人的にはイナッコシーズンが次の次の潮回りくらいでやってくるのではと踏んでおりまして、そちらの方がゲーム性があって好きです。難しいけど。

 

さて、ボートゲームでもFishmanのBeamsプラウトを使って非常に楽しんでいます。

 

クロナークからタトゥーラに持ち替えた理由

クロナークを使っていた筆者ですが、思うところありDAIWAのタトゥーラシリーズに持ち替えました。

fishingworld.hatenablog.jp

クロナーク良かったんですよ。汎用性が高くて巻き心地が非常に良い。

なんですが、どうしてもDAIWAのブレーキフィールが忘れられずにSHIMANOから結局DAIWAに戻ってきてしまいました。マグネットブレーキの設定幅が非常に広くて逆風だろうが追い風だろうがボートだろうが遠投だろうが、幅広く対応出来ているような気がしてしまったんですね。。

というところで、クロナークを売ってタトゥーラHDカスタムとタトゥーラSV TWに載せ替えました。

現在使用しているベイトリールについて

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  • SHIMANO 14エクスセンスDC 8.0(10g〜/荒天用)
  • DAIWA タトゥーラHD CUSTOM 7.3(13g〜/ロングキャスト用)
  • DAIWA タトゥーラSV TW 8.0(4g〜15g/ボート、ライトプラグ用)

 

ライン選択について

ライン選択ですが色々試してみて以下が良さそうです。

  • SHIMANO 14エクスセンスDC 8.0(スプール径:36mm1.5号/200m〜2号/150m)
  • DAIWA タトゥーラHD CUSTOM 7.3(スプール径:36mm2号/250m〜3号/200m)
  • DAIWA タトゥーラSV TW 8.0(スプール径:33mm1.5号/100m)

タトゥーラSV TWの方は1号でも良さそうです。キャストに自信がある方は4本ヨリではなくて8本ヨリでもOKです。

タトゥーラSV TWが神がかっている

この写真にあるようなライトプラグの扱いが本当にしやすい。

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一枚目の写真がタトゥーラSV TWです。imaのアルデンテ(7.1g)などのバチ用のシンペンやDAIWAのモアザンスライ(6.8g)などのライトフローティングミノーでも全然問題なくかっ飛んでいきます。33パイのスプール径のSVスプールは相当いいですね。

ナイトゲームのスローな釣りなので、スピニングよりもベイトタックルの方がライントラブル無いかもなと思っています。

あとナイトゲームでもバックラッシュ全くないです。

タトゥーラHD CUSTOMってどう?

タトゥーラHD CUSTOMは糸巻き量のキャパがすごい。36パイのスプール径でワイドだととてもいいですね。リプラウトをしっかり曲げてぶん投げるにはスプールの回転が鬼のように上がるので、36mmくらいのほうが相性いいんじゃないかと思っています。

ライン選択ですが、今は思うところあって3号を巻いています。流す釣りには太糸のほうが良い事もあるのでは?という仮説です。

3号で16lb〜20lbのロングリーダーこれで色々こなせます。16lbと20lbでは足場の高さと狙うレンジの違いで使い分けます。強度差は体感できるほど違わないです。

↓はボートゲームです。邪道のグラバーHi68S(11g)でもかっ飛んでいくのでストレス無いです。穴撃ちのストラクチャー周りでもヒヤヒヤがないなーと。

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晴れてSHIMANO派だ!と意気込んでいたのですが、結局DAIWA派に戻ってきてしまったのですが、結果大満足でした。

 

クロナークMGLもいいリールだったよ!