シーバスと仮説検証

「釣りは仮説検証の遊びだ!」をモットーに東京湾でシーバスを中心に日々いろいろ試しています。Fishmanのロッドやベイトキャスティングについてが多めです。

シーバス ルアーインプレ vol.6 リップ付きシンキングペンシルの元祖 mangroveStudio マリブ

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マングローブスタジオのマリブシリーズについてのインプレッションです。写真はマリブ68と78です。

  • 長さ 78mm/68mm (写真以外だと92)
  • 重さ 78/11.8g 68/9.2g
  • フック 68/オーナーフックST46#10、78/ST46#6、
  • レンジ 68/0〜60cm 78/0〜80cm
  • シンキング
  • アクション 幅の狭いS字
  • カラー展開(Mangrove Studio > Marib
    → カラー展開は当時とんがってたみたいですね。

リップ付きのシンペンというジャンルではおそらく世界初めてのルアーだと思います。ペンシルベイトなのに、シンキング、更にリップまでついているという…。シンキングミノーではないの?という感じですが、ミノーとはアクションの質が違うんですね。

リップ付きの利点

正直、シンペンって苦手だったんですよね。ブラックバスからルアーフィッシングを始めた筆者としては「ノー感じ」というか。ブルブル感が来ないと釣れないくらい思ってた時期がありました。マリブとパンチライン(APIA)でパラパラと釣れるようになって、「シンペンでしか取れない魚がいる」ということに気づきました。

リップ付きの利点は以下の3点です。

  • レンジコントロールしやすい
  • ルアーの存在が分かる情報量
  • 風や波でラインふけに影響受けないアクション

マリブ78はミノーの形状的特長とシンキングペンシルのアクション的特長を融合させたことにより、シンキングペンシル同様の飛距離とスローなスイングアクション、ミノーのような風や流れにも強く簡単にレンジキープできるといった性能の両方を手に入れました。
 またロッドアクションを加えればミノーライクなヒラ打ちダートを演出することができ、食わせのタイミングとして使うこともできます。潜行レンジは着水から巻き始めて0~80cmに設定。既存のシャローランナーと同じレンジに合わせることでルアーローテーションの軸をアクションに絞って考えることができます。http://sea-scape.net/maribu.html より引用)

アクションについて

アクションについては以下動画の様に使えばOKです。パンチラインとの使い分けとしては、パンチラインはロッドポジションでレンジコントロールして使用。

マリブは一定層をゆっくり、S字アクションで攻略。上の赤字のように、ミノーとアクションの使い分けで使用するイメージです。

www.youtube.com

 

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冬のボートシーバスにも鉄板です!ボートのキャプテンから「ワンダーやマリブもってきてください」とか言われるくらい。まずは78mmから上の動画のように使ってみて下さい。

プロデューサー大野ゆうき氏の解説

■ マリブ78

http://sea-scape.net/maribu.html

■ マリブ68

www.fimosw.com

■ マリブ92

www.fimosw.com