シーバスと仮説検証

「釣りは仮説検証の遊びだ!」をモットーに東京湾でシーバスを中心に日々いろいろ試しています。Fishmanのロッドやベイトキャスティングについてが多めです。

ベイトシーバスに適したオイルを探す旅【Bored / 10 Oil】

f:id:doyanishi:20180313190447j:plain

ベイトリールにかぎらず、リールはメンテナンスによって性能を引き出すだけでなく長く性能を維持出来るようになります。

超基本は「使った後は水洗い」です。特に海水域で使用する場合は必ず毎回流水で洗ったほうがいいです。海水が結晶化してジャリジャリになるだけでなく、パッキンが腐食したりと全くいいことありません。

そんなリールメンテナンスの中でもオイル差しは毎週1回の月4回釣行で1度の頻度でやるべき最低限のケアです。

純正オイルはもちろんですが、オイルによって使用感が異なってくることもあり、色々なオイルを購入しては試しています。

その中で今使っているものがかなりいいのでご紹介します。

 

池袋にあるちょっとコアな釣具屋さん10Minutes のオリジナルオイルです。

この10 OILはBORED METHODのLIGHT DUTYをベースとして、更に粘弾性を強化させオイルの存在率を高めたカスタムオイルとなります。
BORED METHODのLIGHT DUTYと同様にオイルの主成分はノンポリマーエステルを100%使用し、更に植物系極圧添加剤と粘弾性添加剤を長年の経験に基づき最適なバランスで配合したフィッシングリール用オイルとして生産しています。
化学合成となるノンポリマーエステルの効果により低粘度ながらも金属面に化学的に吸着する性質と、粘弾性添加剤による重力や遠心力に逆らい物理的に吸着する性質により、ダブルの効果で強靭な油膜が保護潤滑を行います。
チューニングよりもメンテナンス向けのオイルとして、市販他社のチューニング向けオイルよりも長寿命な油膜維持を望む場合に適し、BORED METHODのLIGHT DUTYとほぼ同等な粘度ながらも僅かに糸引効果を高めた粘性はフィッシングリールの様な細かな箇所への注油に最適となります。
主な用途としてフィッシングリールのスプールベアリング、ハンドルノブベアリング、クラッチ、ラインローラーなど、淡水海水問わず油膜の耐久性を求める回転部や間接部を対象にご使用ください。

 

10minutes-tokyo.com

オンラインショップ上では売り切れになっていますね。。説明文にあるように「LIGHTY DUTY」とほぼ同粘度ということなので、粘土はやや低め。

10minutes-tokyo.com

ただ差した感覚では割りと粘る感じがあります。ウェーディングで水をかぶるような場合でも粘度が高いと巻き心地が維持される感じもあり、ベイトリールにもあっているのではないか?と思います。個人的にはやや巻き心地は重いほうが好みです。スッカスカな巻き心地が良い方はオイルを抜き気味にするとスカスカになります。リールはこわれちゃいますが…。

そのうち海水域で使用されるベイトリールのメンテナンスについても書きます。